【スマブラSP】「Smash World Tour 2022」大会フォーマットが発表。賞金総額約3000万円のシリーズ最大規模大会

『スマブラSP』非公式大型大会「Smash World Tour」(以下、SWT)の2022年の大会フォーマットが発表されました。発表された年にCOVID-19の影響で国際大会のオフラインが難しくなってしまい、開催の延期やフォーマットの変更・縮小を余儀なくされてきたSWTですが、2022年では発表当初のサーキット形式へと回帰。プレイヤーは通年で開催される各地の大会でポイントを獲得して最終的に決勝大会へと進出する形となります。

Smash World Tour 2022 大会フォーマット

SWTは『スマブラSP』『スマブラDX』の両部門が存在しますが、フォーマットはほぼ同じとなっているので基本的に『スマブラSP』の解説となります。SWT 2022では『Dota2』のプロサーキットなどと同じように、SWTに認められた大会の結果に応じたサーキットポイントが参加プレイヤーに付与され、多かったプレイヤーが決勝大会に招待される形となります。

SWT フォーマット

大会は「Platinum」「Gold」「Silver」の3つにランク分けされています。Silverの大会はさらに参加者数に応じてSuper SilverとSilver 4~1に分けられています。PlatinumとGoldの大会はSWT運営側より指定された大会となっていますが、Silverは大会運営側から申請することでサーキットに組み込まれる仕組みとなっています。各大会種の結果に応じて得られるサーキットポイントの量は以下のとおりとなっています。

SWT サーキットポイント

なお上記の表では64人からSilver3、96人からSilver2……と記載されていますがこれは北米、EU、日本の大会限定となり、その他のリージョンでは16人刻み、64人の参加でSilver1、200人からがSuper Silverとなります。ポイントの量に変化はありません。

また、「大会に参加すればするほど有利」というわけではなく、PlatinumとGoldの大会は成績が上から3つまで、Super Silverは一番上、Silverは上から6つまでの大会しかポイントには反映されません。つまりサーキットポイントの理論値はPlatinum大会3つ、Gold大会3つ、Super Silver大会1つとSilver1大会を6つ優勝しての(800x3)+(400x3)+275+(100x6)=4475ポイントとなります。とはいえ1年を通して大会に13回参加するのはかなり難しいと思われるので、基本的には大会に多く参加するほど有利とは言えるでしょう。

なお、決勝大会に招待されるのは32名となっておりますが、そのうち2名は決勝大会前に開催されるLast Chance Qualifierを勝ち上がったプレイヤーとなります。残り30名のうち、各リージョン(北米、中央アメリカ、ヨーロッパ、日本、オセアニア、南米、ワイルドカード)でのポイント1位は確定で決勝進出となります。

サーキットポイントがもらえる大会とそのスケジュールは公式ページから確認することが可能です。日本の大会では5月に開催される「篝火#7」がPlatinumの大会として登録されています。Platinum大会として扱われることで、(COVID-19の状況とと篝火のルール次第ですが)海外からの参加者の増加も期待できるかもしれません。決勝大会となるSWT Championshipsは現在12月8日~11日にかけての開催が予定されています。

他にも日本の大会は登録されているようですが、現在の記載はTBAとなっており、今後の発表を待つ状態となっています。「Smash World Tour」は『スマブラ』の大会としては過去にない規模のものであり、大々的に発表されたその年にCOVID-19の影響で実質的な中止を余儀なくされた悲運の大会でもあります。運営、プレイヤー、観客全員にとっても「今年こそは」という思いの強い大会となるでしょう。スマブラ史上最高賞金額ともなる、賞金総額25万ドル(約2800万円、『スマブラSP』と『スマブラDX』にそれぞれ1400万ずつ)は一体誰の手に渡るのか。世界中が注目しています。

(C)©Nintendo.

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