大乱闘スマッシュブラザーズ(SUPER SMASH BROS.)

任天堂のIPをはじめ、ゲーム界の人気キャラクターが勢揃いするクロスオーバー作品『大乱闘スマッシュブラザーズ』について、このページでは余すところなく論じます。

『大乱闘スマッシュブラザーズ』関連記事

こちらでは、格闘ゲームの要素がある対戦アクション『スマブラ』や大会等の関連情報が随時、更新されます。

eスポーツとしての『スマブラ』

『スマブラ』シリーズは競技的な対戦ゲームというよりも、どちらかというと老若男女問わず楽しめる「パーティーゲーム」というのが任天堂のスタンスでした。

しかし2014年リリースの『大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U』そして2018年の『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』からその状況は少しずつ変わりつつあります。

依然としてパーティーゲームであるという任天堂のスタンスは新作でも変わりませんが、eスポーツの盛り上がりも受けてかゲームの競技的な側面が着目されつつあります。

特にキャラクターのバランス調整に関しては競技シーンがある程度意識されていることは間違いないでしょう。またオンライン対戦において擬似的なレーティングとそれに応じたマッチングの導入や競技性の高いルールへの対応など、ゲームシステム側も『スマブラ』を競技的にプレイする人を意識した作りがなされるようになっています。

『スマブラ』自体の本来の知名度とeスポーツシーンの盛り上がりも相まって、『スマブラ』は現在国内で競技人口が比較的多いタイトルとなっています。特に10代の強豪プレイヤーが多く、若い世代の活躍が見られるのが大きな特徴です。

『ストリートファイター』シリーズに代表されるいわゆる伝統的な格闘ゲームシーンでは現役で30代後半のプレイヤーも多く、若い世代が不足していることを考えると似たジャンルでも対照的なプレイヤー人口分布をしています。

リアルスポーツと比べて年齢的なピークが早く、また選手生命も短いとされているeスポーツにおいて若い世代から人気のタイトルというのはそれだけで大きなアドバンテージです。

世界的な知名度がありながらも日本の若年層に競技人口が多いタイトルというのは、現在『スマブラ』以外にあまり存在しません。そういう意味でも、今後日本のeスポーツシーンを牽引していくことが期待されるタイトルとなっています。

なお、最新作の『スマブラSP』以外にも20年以上前の2001年に発売された『スマブラDX』も有名な競技タイトルとなっています。こちらは任天堂からの競技シーンへのサポートなどは一切なく、シンプルにゲームの人気のみにおいて今まで競技シーンが存続し続けているという非常に珍しいタイトルとなっています。

『DX』はどちらかというと海外人気の方が高いタイトルで日本の競技シーンはあまり活発ではありませんが、同じ『スマブラ』シリーズの競技シーンという意味においては、こちらの作品も忘れてはいけないでしょう。

『スマブラ』の大会

『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』(Super Smash Bros. Ultimate)のeスポーツが盛んで、代表的なものはSmash World Tourです。その他にも様々な大会があります。

スマッシュワールドツアー(Smash World Tour)

『スマブラ』シリーズ初のワールドツアー。

公式サイト

大会公式ツイッター:Smash World Tour Championships #SWTC

関東スマブラSPオフ大会「篝火」

コロナ禍で注目のオフライン大会。

公式サイト

大会公式ツイッター

『大乱闘スマッシュブラザーズ』ゲーム概要

『大乱闘スマッシュブラザーズ』、略して『スマブラ』。英語では『Super Smash Bros.』、略称『SSB』です。

開発元はハル研究所で、任天堂から発売。桜井政博氏がディレクターとして、岩田聡氏がプログラマーとして、本タイトルのローンチに大きく関わりました。

『スーパーマリオ』『ゼルダの伝説』『星のカービィ』『ポケットモンスター』といった任天堂のシリーズはもちろん、サードパーティーのゲームの人気キャラも登場。マリオ、リンク、カービィ、ピカチュウ等、普段は交わることのない面々が、様々なゲームの世界観(2D風)の中で大乱闘を繰り広げます。

ファイターリスト

ステージ一覧

ステージごとに、楽曲のなかからBGMを選べます。

サウンドリスト

ルールはシンプル

基本的には、ステージから落ちたら負けという、まるで大相撲のようにシンプルなルールです。「バースト」や「KO」と呼ばれます。

攻撃を食らうほどにダメージが蓄積し、打たれ弱くなり、結果として落ちやすくなります。キャラのサイズや重量によって身のこなしに違いがあります。

シンプルなゲーム内容で初級者でも簡単にプレイできる一方、上級者がどんどん腕を上げることができる仕組みも多数あります。

バトルでは、通常ワザや必殺ワザ、最後の切りふだ、シールド、緊急回避、投げ、アピール、ジャンプ、移動等の操作を駆使します。

対戦方式には、バトルロイヤル(大乱闘)やチームバトルがあります。タイム制バトル、ストック制バトル、体力制等、勝利の基準を設定することも可能です。

モードには、任意のステージやルールを選択して最大8人で大乱闘する「通常戦」のほか、「団体戦」「トーナメント」「スペシャル乱闘」「勝ちあがり乱闘」「トレーニング」「組み手」「挑戦者の間」「VRモード」「ホームランコンテスト」等があります。

遊び方

いろいろなポケモンが攻撃を支援してくれる「モンスターボール」や「あるくキノコ」等、様々なゲームをモチーフにしたアイテムもあります。

アイテム一覧

「ムービー」コーナーでは、参戦ムービーやキャラの使い方といった動画がまとめられています。

ムービー

まるでゲーム内にある「ゲーム見本市」

『スマブラ』のゲーム体験は実に多様であり、次々に新キャラが参戦し、マンネリ化することがありません。いろいろな要素が混ざり合い「ちゃんぽん」状態が楽しめます。

ゲーム界のオールスターによる格闘技とあり、普段は別々にゲームをしている人たちが結びつく機会にもなっています。『スマブラ』をキッカケに他のゲームにも興味を持つようになったというプレイヤーも多くいます。

クロスセルが促進され、まるでゲーム内にある「ゲーム見本市」の様相です。

『大乱闘スマッシュブラザーズ』
公式サイト

公式ブログ

公式ツイッター

(C)©Nintendo

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URL: https://www.gamers.work/

参照:
https://www.smashbros.com/ja_JP/index.html
https://smashworldtour.com/

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