「League of Legends World Championship」は、Riot Gamesが運営し随一の人気を誇るMOBAゲーム『League of Legends』(LoL)の世界で最も権威のある大会です。略して「Worlds」と呼ばれています。大会の視聴者の規模が大きく決勝戦クラスになると、およそ1億人が視聴すると言われており、日本にも非常に多くのファンがいます。

2011年にシーズン1が行われて以来、毎年開催されています。勝者に贈られるサモナーズカップの重さが当初の予定で70ポンド(およそ32kg)だったことが物語る通り、eスポーツ界の超ヘビー級大会と位置づけられ、将来的にオリンピックで行われる可能性も伝えられています。

2020 LoL Worlds大会概要

記念すべきWorldsのシーズン10となる「2020 League of Legends World Championship」は、9月25日~10月31日に中国の上海で開催。地域リーグの成績により合計で22チームが出場資格を得ました。COVID-19の移動制限のためVCS(ベトナム)の2チーム(VCS Summer勝者:Team Flash、2位:GAM Esports)は不参加となり、前年まで3年間、続いていた24チームから減り、大会フォーマットに若干の変更がありました。

Worldsは、MSIと同じく大会フォーマットは4ステージに別れており、大きく別けるとプレーインステージ(プレーイングループ、プレーインノックアウト)、グループステージ、ノックアウトステージ(準々決勝、準決勝、決勝)の3つのステージで構成されています。

それぞれの地域のシードは、過去の国際大会の成績に基づいています。一貫して強い地域は、一部または全てがグループステージに直接シードになり、地域によっては、シードの数が少ないか、プレーインステージからの場合もあります。

中国 (LPL)とヨーロッパ (LEC)はそれぞれ、4チームのうち3チームがグループステージにシード、1チームがプレーインステージにシードとなります。

韓国 (LCK)は、全3チームがグループステージにシードになります。

北アメリカ (LCS)は、3チームのうち2チームがグループステージにシード、1チームがプレーインステージにシードとなります。

パシフィック(PCS)は、2チームのうち1チームがグループステージにシード、1チームがプレーインステージにシードとなります。

各地域の出場チーム:

中国 (LPL)
第1シード:Top Esports
第2シード:JD Gaming
第3シード:Suning
第4シード:LGD Gaming

ヨーロッパ (LEC)
第1シード:G2 Esports
第2シード:Fnatic
第3シード:Rogue
第4シード:MAD Lions

韓国 (LCK)
第1シード:DAMWON Gaming
第2シード:DRX
第3シード:Gen.G

北アメリカ (LCS)
第1シード:Team SoloMid
第2シード:FlyQuest
第3シード:Team Liquid

パシフィック(PCS)
第1シード:Machi Esports
第2シード:PSG.Talon Esports

ブラジル (CBLOL)
INTZ

CIS (LCL)
Unicorns of Love

日本 (LJL)
V3 Esports

ラテンアメリカ (LLA)
Rainbow7

オセアニア (OPL)
Legacy Esports

トルコ (TCL)
Papara SuperMassive

※2020年の変更点:
香港/台湾 (LMS)と東南アジア (LST)が統合され、パシフィック(PCS)として初参加となります。

また「Global power rankings」上位にランクインした中国 (LPL)とヨーロッパ (LEC)から、初めて第4シードのチームが参加します。該当する2チームは、プレーインステージからの出場です。これらのランキングは、「2019 League of Legends World Championship」などの国際トーナメントでの過去2年間の成績に基づいています。

賞金プール:

The Internationalなどと同じように、Worldsの賞金には大会記念アイテムのゲーム内売り上げが加算されます。2018年のWorldsの賞金総額は225万ドルから開始し、最終的には645万ドルまで膨れ上がりました。

2019年のWorldsの賞金は、およそ225万ドルでした。2020年の賞金プールは、250万ドルに大会記念アイテムのゲーム内売り上げの25%が加算されます。

2020年のWorldsは、賞金プールの割り当て方法にいくつかの変更があります。Worldsの賞金にはワールドチャンピオンスキンといった大会記念アイテムのゲーム内売り上げの25%が加算されます。

過去数年これらのスキンは、ますますパフォーマンスが向上し、1位と2位の間の賞金の差が大幅に広がりました。より公平な分配構成にするために、1位の賞金の割合が減らされ、Worldsスキン売り上げの恩恵を受けていない参加チームに、より適切に分配されるように、割り当てられます。

またCOVID-19の影響で参加できないベトナム (VCS)のチームを考慮して、出場資格のあった2チームにそれぞれ2.1%が割り当てられるという新たに変更が加えられました。2020年は賞金プールの100%以上を支払います。

2019年と2020年の賞金の内訳(%)は次のとおりです。

順位

Worlds 2019

Worlds 2020

優勝

37

25

準優勝

13.5

17.5

3~4位

7

9

5~8位

4

4.5

9~12位

2.25

2.5

13~16位

1.25

1.5

17~18位

0.75

1

19~20位

0.75

0.75

21~22位

0.5

0.6

23~24位

0.5

VCS (2チーム)

2.1

大会フォーマット:

ベトナム (VCS)の2チームが不参加のため、その地域に割り当てられていたグループシード1つとプレーインのスポット1つが大会フォーマットから外されます。これにより、従来の24チームではなく22チームがWorldsに出場します。チーム数の減少を考慮して、プレーインステージで若干のフォーマット変更があります。プレーインステージは、通常の12チームではなく10チームとなり、韓国 (LCK)の第3番シードが自動的にグループステージに進みます。

Worldsの各ステージ:

プレーインステージ:

9月25〜9月30日:

プレーイングループステージ

プレーインの10チームは、それぞれ5チームの2グループに別れ、1本先取の1回総当たりでリーグ戦を行います。各グループ最下位が脱落し、各グループ1位がグループステージに進出します。

プレーインノックアウトステージ(ラウンド1・ラウンド2)

各グループの3位と4位のチームが5本勝負3本先取でラウンド1を戦います。敗北したチームは脱落となり、勝者はラウンド2で、別のグループの2位チームと5本勝負3本先取で対戦します。これらの試合の勝者は、グループステージに進出します。

これで、プレーインからメインイベントが始まるグループステージに駒を進める4チームが出揃います。

グループステージ:

10月3~6日、10月8〜11日:

プレーインステージを勝ち上がったた4チームとグループステージに直接シードされた12チームの計16チームが、それぞれ4チームの4グループに別れます。

1本先取の2回総当りでリーグ戦を行い、各グループの上位2チームの計8チームがノックアウトステージに進出、下位2チームが脱落します。

プレーオフノックアウトステージ:

10月15〜18日(準々決勝)、10月24〜25日(準決勝)、10月31日(決勝):

グループステージを勝ち上がった8チームが、準々決勝、準決勝、決勝からなるノックアウトステージに進出します。シングルエリミネーショントーナメントにて競い合います。全ての試合は5本勝負3本先取です。

対戦カードは、毎回プレイが始まる前に、ステージ上の抽選により決定されます。このトーナメントの勝者チームが晴れて、2020年のWorldsチャンピオンの栄冠に輝きます。

グループステージから出場するチーム

地域

出場権

チーム

中国

Summer Split勝者

Top Esports

中国

チャンピオンシップP

JD Gaming

中国

予選大会覇者

Suning

ヨーロッパ

Summer Split勝者

G2 Esports

ヨーロッパ

Summer Split2位

Fnatic

ヨーロッパ

Summer Split3位

Rogue

韓国

Summer Split勝者

DAMWON Gaming

韓国

チャンピオンシップP

DRX

韓国

予選大会覇者

Gen.G

北アメリカ

Summer Split勝者

Team SoloMid

北アメリカ

Summer Split2位

FlyQuest

パシフィック

Summer Split勝者

Machi Esports

プレーインステージから出場するチーム

地域

出場権

チーム

中国

予選大会2位

LGD Gaming

ヨーロッパ

Summer Split4位

MAD Lions

北アメリカ

Summer Split3位

Team Liquid

パシフィック

Summer Split2位

PSG Talon

ロシア

Summer Split勝者

Unicorns of Love

ラテンアメリカ

Summer Split勝者

Rainbow7

トルコ

Summer Split勝者

Papara SuperMassive

ブラジル

Summer Split勝者

INTZ

日本

Summer Split勝者

V3 Esports

オセアニア

Summer Split勝者

Legacy Esports

大会結果:

LoL Worlds アーカイブ

LoL プロリーグ

(C)©Riot Games Inc.

ゲームを仕事に。チャンスをみんなに。eスポーツ選手紹介サービス「ゲーマーズ・ナビ」
URL: https://www.gamers.work/

参照:
https://lolesports.com/article/worlds-2020-primer/blt065c89b2c6d7b75d

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