
『スマブラ』シリーズの海外大型大会「Supernova 2025」が8月7日から10日にかけて、アメリカのバージニア州にて開催されました。『スマブラSP』部門優勝はFENNELのミーヤー選手。同選手にとっては初の海外PTier優勝となります。
Supernova 2025
— ミーヤー/Miya【FENNEL】 (@manmamiya13) August 11, 2025
シングルス優勝、ダブルス3位でした!
ドラ右Hurtあcolaに置いてかれてたけど、海外のP tier大会初優勝できて良かった!
これからもスマブラいっぱい頑張ります!!! https://t.co/MaQsQCtw5J pic.twitter.com/KUzeE8UYTJ
Supernova 2025 結果
- 優勝:ミーヤー(ゲーム&ウォッチ)
- 準優勝:ドラ右(ミェンミェン、カムイ)
- 3位:Hurt(ソニック、スネーク)
- 4位:Sparg0(クラウド)
- 5位タイ:Peabnut(ロックマン)、Onin(スティーブ)
- 7位タイ:Syrup(スティーブ、ネス)、Jahzz0(ケン、リュウ)
A NEW CHAMPION HAS BEEN CROWNED.@manmamiya13 is your #Supernova2025 Ultimate Champion! 🎉 pic.twitter.com/htoHxS1o7V
— Supernova 2025 (@SuperSmashCon) August 11, 2025
なんとTOP3を日本人が独占。なお去年のSupernova 2024はTOP8に日本人が5人でしたが、TOP3には日本人は一人もいませんでした(8位~4位が日本人)。今回はTOP8に日本人が3人、そしてその全員がTOP3進出と、日本人は人数こそ少ないものの去年よりも強力な姿を見せていると言っていいでしょう。特に優勝のミーヤー選手は日本でこそ圧倒的な戦績を誇っているものの、海外では成績がやや落ち気味の選手でした。今回のSupernovaが初の海外PTier優勝となります。準優勝のドラ右選手が現在Lumirank1位、弱冠15歳のプレイヤーでもありおそらく今もっとも海外の注目が高い日本人選手でしょう。また3位のHurt選手はスネークのトッププレイヤーとして知られ、海外人気が非常に高い選手。今回は対ドラ右選手専用のピックであるソニックなども活用し、大会を大いに盛り上げました。
supernova3位でした🥉
— E36/Hurt (@Hurt_ssb) August 11, 2025
表裏対応されちゃった pic.twitter.com/DcqxzTs171
日本人選手の活躍以外にも、話題となったのはOnin選手のDQ(棄権)です。同選手はTOP8でのJahzz0選手との試合において大きくブーイングされたのを理由のひとつとして試合を棄権しています。同選手はXにて、「コミュニティでの自分の扱いにうんざりしている。自分はまだ若いし、このような扱いを受けて我慢してまで競技シーンに身を置く理由がない。すでに結果はある程度残しているし、ほかのことにも挑戦していきたい」と語っています。
— Onin (@OninOrSomething) August 11, 2025
『スマブラSP』シーンにおけるスティーブ・カズヤといった強力なキャラクターの扱いとヘイトは長らく問題となっており、前述のキャラを使うプレイヤーはどうしても会場においては「ヒール」の立ち位置になりがちです。とはいえ彼らも望んでその立ち位置にいるわけではないでしょう。競技シーンと言ってもプロとアマチュアの区別は曖昧であり、スポンサーがついているプロ選手と趣味で遊んでいるプレイヤーが入り交じるゲーム大会の場でプレイヤーたちに現実のプロスポーツと同じような責任感を求めるのも難しい話となっています。こういったトラブル面でもやや印象的な大会となったSupernova 2025でした。
ランキング後半シーズンに突入した『スマブラSP』ですが、コミュニティの動向も含めて、今後も注目です。
(C)©Nintendo.
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