インクを打ち合う独特のTPS「スプラトゥーンシリーズ」とは?

皆さん、「スプラトゥーン シリーズ」はご存知ですよね?

今や、マリオやポケモンと肩を並べるまでに至った任天堂のゲームタイトルのことです。

色鮮やかなインクを打ち合うTPSとなっており、世界観は大人から子供まで楽しめる健全なものになっています。

今回は、そんな「スプラトゥーン シリーズ」について見ていきましょう。

「スプラトゥーン(Splatoon)シリーズ」って一体どんなゲーム?

「スプラトゥーンシリーズ」は、任天堂が開発した対戦型アクションシューティングゲームで、2015年5月28日に「スプラトゥーン」としてWii Uで発売されました。

続編の「スプラトゥーン2」も、2017年7月21日にNintendo Switchで発売されました。

内容は、ヒトに変身できる「インクリング」というイカを操り、インクを撃ち合うというものです。

インクを撃てば撃つほど陣地を増やすことが可能で、敵チームよりもいかに多くのエリアをゲットできるかが勝敗の行方を左右します。
インクには残量があり、イカの姿になって自チームのインクに潜ることで、高速移動や補充などが行えるシステムになっています。

敵チームのインクに当たると動きが遅くなったり、ミスが誘発されることもあります。

要は、自らの陣地を増やせば増やすほど、動きやすくなるということです。
このゲームの魅力は、カラフルなインクがステージを塗り替える点です。

どちらが優勢かが一目で分かることに加え、スピード感溢れる撃ち合いを体験することができます。
他に、ブキ(装備)やギア(服装)を自由に変えられるカスタマイズ性の高さも魅力的な点だと言えます。
こうした魅力あるゲーム性ゆえに、爆発的なヒットを記録し、2018年の3月時点で全世界における累計売上数が493万本ほどとなっています。

そもそも、発売から約1か月ほどで世界累計が100万本を突破するなど、新規タイトルとしては異例の売上数だと言えます。
もちろん、プレイ中の華やかさから、動画サイトでプレイ映像がアップロードされるなど、ネット上においても注目度の高いゲームです。

「スプラトゥーンシリーズ」はamiiboと連携している

「スプラトゥーンシリーズ」は、amiiboと連携しています。

このamiiboとは、任天堂が販売している周辺機器のことで、ゲームと連動できるという機能を兼ね備えています。

amiiboを使うと、キャラクターが登場したり、特殊なアイテムや武器が貰えたりなど、ゲームをより楽しく盛り上げてくれます。
では、具体的にどのようなamiiboがあるのかと言うと、「スプラトゥーンシリーズ」ではボーイやガール、イカ、アオリやホタルなどが用意されています。

なお、ボーイやガール、イカには色違いもあります。
まず、ボーイやガール、イカを使うとチャレンジがスタートし、クリアすると特別なブキやギアを手に入れることができます。

そのうえ、クリアすれば、イカバレーやイカレース、イカラジオといったミニゲームをプレイできるようになります。

本編とは違った楽しみがありますよ。
次に、アオリやホタルを使うと、シオカラーズのスペシャルライブが始まります。

amiiboだけの新曲が収録されており、どのアングルからでもライブを楽しむことができます。
なお、「スプラトゥーン2」では、「スプラトゥーン」とはまた違う特典があります。

使用したamiiboキャラが公認サポーターとなり、プレイヤーを助けてくれるのです。

「スプラトゥーン2」では読み込ませるだけで、特別なギアを貰うことが可能で、前作のamiiboと連動させれば、また違うアイテムを手に入れることができます。
さらに、サポーターと記念撮影できる機能つきで、SNSに直接アップロードできるため、ファッションショーのような楽しみ方も可能となります。
このように、amiiboと連動させれば、プレイスタイルも広がるというわけです。

「スプラトゥーンシリーズ」はオンラインプレイが熱い!

「スプラトゥーンシリーズ」は、オンラインプレイを前提とした対戦型アクションシューティングゲームです。

ソロプレイ用のヒーローモードも用意されていますが、メインはやはり他プレイヤーとの対戦です。
メインモードの名前は「ナワバリバトル」です。

このナワバリバトルは、4対4のチーム戦で争います。

ルールは非常にシンプルで、3分間の時間制限の間に、より多くインクを塗ったチームが勝者となります。
世界中のプレイヤーを自動的にマッチングしてくれるため、海外との対戦も熱いモードとなっています。

もちろん、フレンドと共に参戦することも可能になっており、勝利のためにはチームワークと戦略が必要不可欠になってくることでしょう。
また、ランク10のプレイヤーだけが参加できるガチマッチというものもあります。

ガチマッチは種類が豊富で、指定の場所を奪い合うガチエリア、相手チームのゴールにアイテムを入れる、または近づいた方が勝ちというガチヤグラやガチホコバトル、ガチアサリなどがあります。
フレンドと一緒に戦うリーグマッチなるものもあり、こちらではランキングの順位に応じてメダルを獲得することができます。
もちろん、他にもオンラインバトル用のモードは用意されており、世界中の人と白熱した試合を繰り広げることが可能です。
なお、「スプラトゥーン2」ではプライベートマッチにおいて、他のプレイヤーの試合を閲覧できる観戦モードも用意されています。

試合の様子を撮影できる機能も付いているので、トッププレイヤーの戦い方を分析することもできるでしょう。

「スプラトゥーンシリーズ」は公式でeSports大会が開かれている

「スプラトゥーンシリーズ」は、eSportsにも力を入れています。

Nintendo Switch向けのソフト「スプラトゥーン2」は、そもそもeSports向けのソフトであり、紹介トレーラーにおいて大会の会場にゲーム機を持ち込んで戦うシーンが映っています。

前作の「スプラトゥーン」でもeSports大会は開催されていましたが、続編となる「スプラトゥーン2」では、より気軽に対戦できる仕様になっています。
「スプラトゥーンシリーズ」では、「スプラトゥーン甲子園」という公式のeSports大会を開いており、第3回目から「スプラトゥーン2」が使われています。

これからは、この「スプラトゥーン2」が大会の主流になっていくことでしょう。
その理由は、国内や海外で次々と「スプラトゥーン2」のプロチームが結成されているからです。

プロゲーマーたちもeSportsのタイトルとして注目し始めています。

なんと「Electronic Entertainment Expo(E3) 2017」においては、「スプラトゥーン2」の発売前にエキシビジョントーナメント「Splatoon 2 World Inkling Invitational」が開催されたほどです。


さらに、日本国内においても日本野球機構(NPB)が任天堂とタッグを組み、プロ野球12球団対抗の「NPB eスポーツシリーズ スプラトゥーン2」を2019年の春に開催する予定です。
このように、「スプラトゥーンシリーズ」はこれからのeSportsの未来を担うゲームタイトルと言っても過言ではありません。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

やはり日本のゲーム業界を支えている任天堂が開発したゲームタイトルなだけあって、かなり良くできたものになっています。

また、時流をとらえたeSportsへの参入も成功していると言っていいでしょう。

是非、一度「スプラトゥーン シリーズ」で遊んでみてはいかがでしょうか?

(C)©Nintendo

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