【スマブラSP】第69回スマバトSP結果まとめ! Sparg0選手が約10ヶ月ぶりのメジャー優勝、日本のメジャー大会を複数回制した初の海外選手に

『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』の大会「第69回スマバトSP」が、2026年5月10日に大阪府大東市の大東市立市民会館キラリエホールで開催されました。シングルス部門には319名がエントリーし、メキシコ出身のSparg0選手(クラウド/FaZe Clan)が優勝を果たしています。

Sparg0選手のメジャー大会での優勝は、2025年7月のS Factor 12以来となる約10ヶ月ぶりのことです。さらに、2023年5月の篝火#10に続く日本のメジャー大会2度目の優勝となり、日本のメジャー大会を複数回制した初の非日本人選手という歴史的な記録を打ち立てました。

第69回スマバトSP シングルス部門 上位入賞者

順位選手名国籍所属使用キャラクター
優勝Sparg0メキシコFaZe Clanクラウド、ロイ
準優勝ミーヤー日本FENNELゲーム&ウォッチ、スティーブ
3位あしも日本SCARZリュウ、ケン
4位スノー日本マリオ
5位タイよねぴ日本ピチュー
5位タイWrathアメリカソニック
7位タイりゅーおー日本ディディーコング
7位タイかになべ日本フォックス
9位タイメイド日本ゼロスーツサムス
9位タイEtishフランスパルテナ
9位タイsssr日本ロボット(R.O.B.)
9位タイSaya日本アイスクライマー
13位タイRearlet日本クッパ
13位タイ33Peranbox日本スティーブ
13位タイからあげ日本キャプテン・ファルコン
13位タイラリックス日本ファルコ

スマバトSPは大阪を拠点とする関西最大級のスマブラSP定期大会で、2010年の開始から15年以上の歴史を持つコミュニティ大会です。現在は、のじんこ氏を中心に運営されており、UltRankのティア分類ではメジャー(Major)に認定されています。前週に幕張メッセで開催されたスーパーメジャー大会・篝火#15(参加者2,814名)と比べると規模こそ異なりますが、国内外のトッププレイヤーが参加する質の高い大会として知られています。

Sparg0選手、ウィナーズ側を盤石の内容で駆け上がる

優勝したSparg0選手はウィナーズ側で圧倒的な強さを見せました。トップ8ではWinners Semi-FinalでWrath選手(ソニック)を3-0で完封し、続くWinners FinalではAsimo選手(リュウ)をこちらも3-0で下してグランドファイナルへ進出しています。トップ8においてSparg0選手が落としたゲーム数はわずか2本という盤石の内容でした。

Sparg0選手は前週の篝火#15でもトップ4に入る活躍を見せていましたが、Winners Semi-Finalであcola選手に0-3で敗れ、その後ドラ右選手にも敗退して3位に終わっています。篝火では手が届かなかった優勝を、翌週のスマバトで勝ち取った形です。

UltRank 2025で世界5位にランクインしているSparg0選手は、2024年後半には世界1位にも輝いた実力者です。2022年にFaZe Clanに加入して以来、クラウドを軸とした安定感のあるプレイスタイルで世界トップレベルの成績を残し続けています。今回の優勝は、特に2025年後半以降やや停滞していた印象を払拭する結果となりました。Sparg0選手は自身のSNSで「約1年ぶりのメジャー優勝です。長かった」と喜びを表現しています。

ミーヤー選手、序盤の敗北から11連勝でグランドファイナルへ

準優勝のミーヤー選手は、序盤にsy選手のリトル・マックに2-3で敗れるという波乱のスタートを切りました。しかしそこからルーザーズ側で驚異的な粘りを発揮し、11セットを連勝してグランドファイナルまで勝ち上がるロングランを展開しています。

トップ8ではルーザーズ側からりゅーおー選手、Wrath選手を撃破し、Losers Semi-Finalではスノー選手を3-0で圧倒しました。Wrath選手との対戦では0-2の劣勢からリバーススウィープ(逆転3連勝)を決めるなど、勝負強さが際立つ内容でした。Losers Finalでは、あしも選手を3-1で下してグランドファイナルに駒を進めています。

グランドファイナルではさらに勢いを見せ、第1セットでSparg0選手を3-0で完封してリセットに成功します。しかし第2セットではSparg0選手がプレイを修正し、3-1で巻き返されて惜しくも準優勝に終わりました。ミーヤー選手はルーザーズ落ち後に合計13セットを戦い抜いたことになり、最終セットで力尽きる形となっています。

ミーヤー選手はUltRank 2025で世界2位、UltRank Delta(2025年下半期限定のランキング)では世界1位に選出されたゲーム&ウォッチ使いの最高峰です。通算メジャー優勝数は30回を超えており、スマブラSP史上最多の記録を持つプレイヤーでもあります。

篝火#15から1週間、国際色豊かな大会に

今大会は前週に開催された篝火#15から1週間後の開催とあって、篝火に遠征してきた海外勢がそのまま大阪に足を運ぶケースも見られました。Top8にはSparg0選手(メキシコ)とWrath選手(アメリカ)の2名の海外勢が入り、Top16にはEtish選手(フランス)も名を連ねています。

3位に入ったAsimo選手(SCARZ)は、世界最強のリュウ使いとして知られるプレイヤーです。UltRank 2025で世界18位にランクインしており、2024年9月のスマバトSP51では史上初のリュウ単騎によるメジャー優勝を果たした実績を持ちます。今大会ではWinners FinalでSparg0選手に敗れた後、ルーザーズ側でもミーヤー選手に敗退して3位となりました。

Wrath選手は北米を代表するソニック使いで、UltRank 2025で世界19位にランクインしています。2025年の篝火#13でTop8入りを果たすなど日本の大会との相性は良く、今大会でもTop8に残りましたが、ミーヤー選手のリバーススウィープの前に屈しています。

日本のメジャー大会複数優勝は史上初の快挙

Sparg0選手の今大会における優勝は、記録面でも大きな意味を持っています。Sparg0選手が日本のメジャー大会で優勝するのは、2023年5月の篝火#10に続いて2回目です。篝火#10ではルーザーズ側から11連勝し、グランドファイナルで、あcola選手を6-1で圧倒するという伝説的なランを見せており、北米出身選手として初の日本メジャー優勝を達成しました。

大会名開催年月参加者数GF相手結果
篝火#102023年5月1,024名あcola6-1(ルーザーズから)
スマバトSP 692026年5月319名ミーヤー3-0 → 3-1(ウィナーズから)

スマブラSPの競技シーンは日本が圧倒的な選手層の厚さを誇っており、海外から遠征してきた選手が日本のメジャー大会で優勝すること自体が非常に難しいとされています。Sparg0選手がこれを2度にわたって達成したことは、その競技力の高さを改めて証明するものとなりました。

今大会はグランドファイナルのリセット劇に加え、ミーヤー選手の13セットに及ぶルーザーズランも見応えのある展開となりました。篝火#15と合わせてゴールデンウィーク前後の日本スマブラシーンを大いに盛り上げた大会だったといえます。次回のスマバトSPは2026年6月27日(土)に開催される予定です。

(C) esports-spirit.com/ ©Nintendo

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