『ウイイレ』のコナミが『FIFA』に大きな一手! イニエスタが攻める。

サッカーゲーム『ウイニングイレブン』が、基本プレイが無料のまったく新しいブランド『eFootball™』として生まれ変わることを、コナミデジタルエンタテインメントが発表しました。そこで気になるのが今後、サッカーのeスポーツが、どのように進展していくかです。

ライバル『FIFA』に対して巻き返し? 価格競争力は『eFootball™』が圧倒

eスポーツのサッカーゲームで双璧をなすコナミ(日本)の『ウイニングイレブン』(ウイイレ)とEA Sports(米国)の『FIFA』。両社はサッカーゲームで四半世紀以上という長きにわたり、しのぎを削ってきました。日本とアメリカというゲーム大国の対決でもありますが、これまで、その力関係は拮抗していました。

価格については『ウイイレ2021』が、Standard Edition3,980円、Club Edition4,480円となっています。

『FIFA21』は、PS4で3日前から早期アクセスできるUltimate Editionが13,000円、Champions Editionが10,700円。Standard Editionは8,700円です。

つまり、価格では『ウイイレ』の方が競争力があります。ここに来て『eFootball™』が無料化されることで、敷居の低さは別次元になります。

別の言い方をすると、価格は『ウイイレ』の方が安いのですが、下げざるを得なかったという事情もあるかもしれません。

売上は『FIFA』に押され気味

販売実績では『FIFA』が勢いを増しつつあるのです。2006年には『ウイイレ』が 553万本に対して『FIFA 07』が638万本、売れたといわれています。2008年には『ウイイレ』が 950万本で『FIFA』の850万本を逆転。2018年には『ウイイレ』が1000万本に届かないのに対して『FIFA』は1200万本と、差が開き気味の状況です。

取得ライセンスは『FIFA』が凌駕

ライセンスについては『ウイニングイレブン』では、散発的な取得にとどまっています。架空のクラブが登場するのが『ウイイレ』の面白みではありますが、自分がひいきにするチームを操作したい人にとっては、見劣りします。

日本向けにはビッグクラブだけ抑えておけば事足りるかもしれませんが、海外ではそれぞれの地元クラブに多くのファンが付いています。

『FIFA』はゲームタイトルから分かる通り、統括団体である国際サッカー連盟(FIFA)のライセンスを取得しており、オフィシャル感があります。他にも主要リーグや下部クラブのライセンスまで取得しており、大きくリードしています。『FIFA』はブランド力を高めるために、より多くの資金を費やしていると言えるでしょう。

ゲーム性は好みが分かれる? リアルプレイの『ウイイレ』、リアルイメージの『FIFA』

ゲームプレイについては『ウイイレ』が、最高の対人対戦を理念として、実際のサッカーにより近い、リアルで拮抗した競技を実現しています。それに対して『FIFA』は、より多くの得点が入るようにしてエンターテイメント性を高め、実際のサッカーというよりはバーチャルな世界の娯楽を目指しているように映ります。

アメリカでは、バスケットボールといった多くの得点が入るスポーツが好まれると言われていて、1994年のアメリカ・ワールドカップでは、実際にサッカーのゴールのサイズを大きくすることも提案されたくらいです。『FIFA』にはアメリカのその趣向が反映されているように思います。

『ウイイレ』は、グラフィックのディテールやアニメーションにこだわっていて、日本のゲームづくりの真骨頂を感じさせます。

機能の面においては『FIFA』がアメリカの技術力に物を言わせて、リードした時期がありましたが、『ウイイレ』も負けじと頑張っています。

日本で人気の『ウイイレ』、海外に強い『FIFA』

つまり、プレイは『ウイイレ』の方が現実味があり、外観の絵的なものは『FIFA』の方がリアルだということです。また、それぞれのゲームモードにも違いがあります。

このような比較を踏まえて、世界のユーザーは、相対的に『FIFA』を支持しつつあるようです。

日本に強い『ウイニングイレブン』ですが、海外では『FIFA』に押されている感は否めないでしょう。日本一国とその他の国々では、市場規模が圧倒的に違います。ちなみに『ウイイレ』は、海外では『Pro Evolution Soccer』(PES)という名称になっています。

『eFootball™』の日本向け公式トレーラーが、英語の音声に日本語字幕という時点で、海外市場を強く意識していることがうかがえます。「日本では当然、勝つ。そして海外も獲りに行く」というコナミの意気込みが感じられます。

【まとめ】『eFootball』は“ゲームチェンジャー”か

『ウイイレ』の『eFootball™』へのリニューアルは、コナミが『FIFA』に対する優勢を取り戻すための秘策だといえるのではないでしょうか。

さまざまなデバイスで基本無料でプレイできるのは、非常に大きな強みであり、eスポーツ・サッカーの“ゲームチェンジャー”になる可能性があるでしょう。

eFootball™公式サイト:www.konami.com/efootball/
eFootball™公式Twitterアカウント: @we_konami(https://twitter.com/we_konami
eFootball™公式Instagramアカウント: www.instagram.com/efootball_official_jp/
「eFootball チャンネル」(eFootball™公式YouTubeチャンネル)
www.youtube.com/channel/UCCkQD7wgH7F5vGWeFieSqfQ

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 タイトル:eFootball™
メーカー:KONAMI
ジャンル:サッカー
配信日:今秋
希望小売価格:基本プレー無料(アイテム課金制)
対応機種:PlayStation®5、PlayStation®4、Xbox Series X|S、Xbox One、Windows® 10、Steam®、Android(5.0以降)、iOS(10.0以降)
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(C)©Konami Digital Entertainment

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