eSportsの主要な競技の一つ、RTSのゲームタイトルについて解説!

RTSの人気ゲームは?

戦略性とリアルタイムで攻略していくスリルがたまらないとされるRTS。RTSの中でもeSportsの競技になっていたり、人気のタイトルはどういったものがあるのでしょうか?

Age of Empires(エイジ オブ エンパイア)シリーズ

Age of Empires(エイジ オブ エンパイア)

「Age of Empires」は1997年に第1弾が発売された人気タイトルで、日本のリアルタイムストラテジーの元祖としても知られています。

eSportsタイトルとしても長年親しまれており、プレイヤーも全世界にいるといっても過言ではありません。

そんな人気シリーズですが、2018年には初代のリメイク版となる「Age of Empires: Definitive Edition」が発売されています。

このリメイク版は様々な点に改良が施されており、なんと14カ国の言語に対応しています。当然日本語にも対応しているため、日本プレイヤーも安心して楽しむことができます。

さて、この「Age of Empires」は昔から日本選手権や世界大会が開催されているほどのゲームです。

拠点を築き上げ、ユニットを生産し、他の文明と争いあうゲームなので、e-sportsに非常に向いています。

運に左右される戦いではなく、しっかりとした戦略性が必要になってくるため、当然のことながらプレイヤースキルが大事になってきます。

だからこそ、白熱した他プレイヤーとのバトルを味わうことができます。大会での勝者にはそれ相応の賞金が授与されます。

たとえば、2014年に開催された世界大会「War is Coming」の賞金総額はなんと12万ドルほどです。

総額なので、1チームに12万ドルが授与されるわけではありませんが、それでもゲームの大会としては破格の賞金額と言えるでしょう。

といっても「War is Coming」ではの話で、大会によって参加人数や賞金額にはバラつきがあります。

特に、「Age of Empires」は様々なオンライン大会が開催されているため、参加したいときはルールや注意事項、賞金額をよく確認しておくと良いでしょう。

Warcraft III: The Frozen Throne

Warcraft III: The Frozen Throne

「Warcraft」はリアルタイムストラテジーの一種で、ネットを通じて他のプレイヤーと対戦を楽しむことができます。現在は3作目まで公開されており、シリーズを通して世界中でトップクラスの売り上げを誇っているほどのゲームです。

反面、日本国内ではそれほど人気が高くないという一面があります。

世界観は剣と魔法のファンタジーで、人間を始めとしてオークやドワーフ、アンデッドなど様々な種族が登場しています。

基本的には、人間とオークの争いが描かれています。種族を選んで遊べるシングルプレイと、他のプレイヤーと協力や対戦が可能なマルチプレイの2つのモードがあります。

さて、そんな「Warcraft」シリーズには「Warcraft III: The Frozen Thron」という拡張セットがあり、これはどちらかというとRPGに近いシナリオになっています。

種族ごとに1種類のヒーローと2種類のユニットが存在しており、それぞれに異なるショップを建てられるという新たな要素が導入されています。

しかも、種族の種類も増えており、悲しみ渦巻く戦乱シナリオを味わうことができるようになっています。

こうした種族同士の戦争を題材にしていることもあって、e-sportsの大会で競技タイトルとして採用されることも多いです。

主に使われているのは「Warcraft III: The Frozen Thron」で、2018年時点における賞金総額は499万ドルほどです。

最新作とはいえ、発売されたのは2002年のことなのですが、2018年現在においてもe-sportsとして遊ばれているのはすごいことだと言えるでしょう。

それほど完成されたシステムを誇っているとも言え、リアルタイムストラテジーの大会では欠かすことのできないゲームとなります。

StarCraft II

StarCraft II

「StarCraft II」は「StarCraft」の続編で、「Warcraft」とは姉妹作の関係です。ジャンルは「Warcraft」と同じリアルタイムストラテジーとなります。

元々はパッケージ版およびダウンロード版として販売されていましたが、2017年11月14日から基本無料で遊べるようになっています。

前作がeSportsの競技タイトルとしてヒットしたこともあり、続編となる本作では観戦機能がパワーアップを果たしています。

そんな「StarCraft II」ですが、現在「GSL」と呼ばれる大会を年に3回ほど開催しています。

これは毎年開催されている大会で、全世界に存在する「StarCraft II」プレイヤーが一堂に会して腕を競っています。賞金は1,700万円ほどで、この額を見るだけでも、規模の大きい大会であることが分かります。

そもそも、このゲームを開発しているBlizzard社はeSportsに力を入れている企業の1つであり、なんとeSports専用のアリーナまで持っているほどです。

ですので、「StarCraft II」の賞金額が多くても不思議ではないのかもしれません。

さらに世界大会だけでなく、日本国内でもイベントは開催されています。その名も「LWJ」で、大会の様子をネット上で閲覧することもできます。勝者にはAmazonギフト券がプレゼントされるためお得です。

もちろん、他にも大会はいろいろと開かれています。

世界と比べると国内のイベントはやや少なめですが、それでも毎年開催されている大会もあります。

小規模のものから大規模なものまで幅広くあるため、まずは自分の実力に応じたところから参加してみると良いでしょう。

(C)©Microsoft ©Ensemble Studios ©Blizzard Entertainment

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