2020年のeスポーツは、年初の頃の予測と年が終わった時点での状況に大きな差がありました。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で大会の中止やオンライン開催が相次ぎました。eスポーツの分析を行う『Esports Charts』は、そんな2020年のeスポーツに関するデータを発表しました。

「LoL Worlds 2020ファイナル」が2位に大差の瞬間最高視聴者数

2020年に視聴者に最も人気のあったeスポーツの対戦は「League of Legends World Championship 2020」(LoL Worlds 2020)のファイナルでした。

Damwon GamingとSuningの瞬間最高視聴者数は380万人以上で、ランキング2位の3倍近い人が視聴しました。LoL Worldsは、毎年のように視聴者に関する記録を更新してきましたが、2019年の記録更新まで2%及びませんでした。しかし「LoL Worlds 2020」の視聴者数は、他の大会と比較してダントツでした。

モバイルゲームも多くの視聴者を集めました。インドネシアの「Mobile Legends: Bang Bang Professional League」ファイナルのRRQとAlter Egoの対戦を130万人が視聴したのが印象的です。

2019年に視聴時間で1位だった『Arena of Valor』は、「AoV Premier League」ファイナルのFlash WolvesとBuriram United Esportsの対戦が、瞬間最高視聴者数67万人と10位に食い込みましたが「Arena of Valor World Cup 2019」には12%及びませんでした。

大会別のランキングでも『LoL』が上位

2020年に視聴時間の最も長いeスポーツ大会は、1億3986万時間で「LoL Worlds 2020」でした。これは前年から280万時間の増加です。その他にも『LoL』の大会から3つがランク入りしました。「PUBG Mobile World League 2020 East」は、モバイルゲームから初のランクイン。2019年の視聴時間でトップ20にも入っていませんでしたが、ここに来て大きく躍進しました。

視聴時間の最も長いeスポーツ大会:
1位:LoL Worlds 2020(1億3986万時間)
2位:LCK Spring(6591万時間)
3位:LCK Summer(6292万時間)
4位:LEC Summer(4106万時間)
5位:PUBG Mobile World League 2020 East(3733万時間)

瞬間最高視聴者数でも「LoL Worlds 2020」が首位でした。このカテゴリーでも、モバイルゲームが成長を見せています。

瞬間最高視聴者数の最も多いeスポーツ大会:
1位:LoL Worlds 2020(3,882,252人)
2位:Free Fire Continental Series 2020 Asia(2,566,046人)
3位:Free Fire Continental Series 2020 America(1,718,508人)
4位:Mobile Premier League Indonesia Season 6(1,387,047人)
5位:Free Fire League 2020 Clausura(1,257,078人)

平均視聴者数の上位3つは、瞬間最高視聴者数と同じでした。そして「Free Fire Copa America 2020」が4位に入りました。

平均視聴者数の最も多いeスポーツ大会:
1位:LoL Worlds 2020(111万人)
2位:Free Fire Continental Series 2020 Asia(82万7300人)
3位:Free Fire Continental Series 2020 America(79万6300人)
4位:Free Fire Copa America 2020(56万8000人)
5位:LCK Regional Finals(54万800人)

視聴時間が最も長いeスポーツのリーグは、韓国のLCKでした。2位は「Mobile Legends Professional League」で、東南アジアで非常に盛り上がっています。3位には『CS:GO』の「ESL Pro League」。The Internationalが中止になり、Dota 2の大会はランクインしませんでした。こちらでも、モバイルゲームの成長が見て取れます。

視聴時間の最も長いeスポーツ大会:
1位:LCK(1億3665万時間)
2位:MPL(9527万時間)
3位:ESL Pro League(7774万時間)
4位:LEC(7289万時間)
5位:LCS(6294万時間)

【まとめ】やはり『LoL』が圧倒、 モバイルeスポーツが急成長

2020年にeスポーツは、コロナ禍の影響を大きく受け、全体的に伸び悩んだと言えるでしょう。その一方で、モバイルeスポーツが、物凄いスピードで成長しています。これは今後、eスポーツの勢力図が、大きく変わっていくことを予感させます。

eスポーツ界は2021年にも、パンデミックの影響を引きずっています。大会には、事前の準備が必要ですが、なかなか先を見通せる状況にありません。しかしワクチン開発といった進展も見られます。楽観が悲観に変わった2020年とは逆に、2021年は、悲観を楽観に逆転する年にしたいものです。

(C)©Esports Charts

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URL: https://www.gamers.work/

参照:
https://escharts.com/blog/most-popular-esports-matches-2020
https://escharts.com/blog/most-popular-tournaments-and-leagues-2020

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