今や日本を代表する『スマブラSP』の大型オフライン大会となった「篝火」の第8回大会「篝火#8」が7月30日から31日にかけて開催されました。COVID-19の影響で開催も危ぶまれた大会でしたが、無事に全日程が終了。優勝はflat gaming所属、17歳のミーヤー選手。第7回大会を優勝したあcola選手に引き続き、『スマブラ』の新世代を象徴するような高校生プレイヤーの連勝となりました。
怒涛の勢いで敗者側を駆け登って来たSNB | Abadango選手を下し、篝火#8の頂点へ昇り詰めたのは… 2つ目の超新星 FTG | ミーヤー選手!!
— 篝火 KAGARIBI (@KAGARIBI_smash) July 31, 2022
おめでとうございます!#篝火スマブラ pic.twitter.com/mvJau2HOxR
篝火#8 結果
- 優勝:ミーヤー(ゲーム&ウォッチ)
- 準優勝:あばだんご(メタナイト、パルテナ)
- 3位:しゅーとん(ピクミン&オリマー、ホムラ/ヒカリ)
- 4位:KEN(セフィロス)
- 5位タイ:ふたりのきわみアー!(アイスクライマー)、ProtoBanham(ルキナ、ミェンミェン)
- 7位タイ:ヨシドラ(ヨッシー)、うめき(デイジー)
優勝はflat gaming所属、ゲーム&ウォッチ使いのミーヤー選手。あcola選手と同じく「スマメイト」で頭角を現したオンラインメインの若い世代のプレイヤーで、オフラインに進出してきたのは主に今年に入ってからですが、オフライン大会でもその実力を遺憾なく発揮し続けています。そんなミーヤー選手がグランドファイナルで当たったのは古豪のあばだんご選手。for時代からの強豪プレイヤーであり、日本を代表するスマブラプレイヤーの一人でもありますが、SPに入ってからは大型大会でしっかりとした結果を残せずに燻っていたプレイヤーでもあります。そんなあばだんご選手ですが、今回の大会ではかめめ選手、ヨシドラ選手、プロトバナム選手、KEN選手、そしてしゅーとん選手と日本のトッププレイヤーたちをすべて破り、グランドファイナルまで到達。最近オフライン進出を果たし初の大型大会優勝を狙う若き才能vsついにチャンスを掴んだ大ベテランという、年齢差は10歳近い非常にドラマチックな決勝となりました。
COVID-19の影響でエントリーのキャンセルも多く、またSmash World Tourのサーキットでもスーパーシルバー認定に降格され獲得ポイントが減った今回の篝火でしたが、前評判を覆す非常に熱い大会となりました。とくにあばだんご選手の今回のランはまさに「ボスラッシュ」と呼ぶにふさわしいもので、大会上位入賞常連のプレイヤーを軒並み打ち倒していく見事なプレーを見せてくれました。そしてそんなあばだんご選手を破り優勝したミーヤー選手も、あcola選手に引き続き『スマブラSP』新世代の強さをよりいっそう印象付けるものでした。
今回「篝火#8」を運営したスタッフ陣です
— 篝火 KAGARIBI (@KAGARIBI_smash) July 31, 2022
この日に向けて積み重ねて来た準備・努力を最高の形で皆さんにお届けする事が出来ました
これからも『篝火』をよろしくお願いします!#篝火スマブラ pic.twitter.com/e776XiV61r
年末のSWTに向けて『スマブラSP』シーンは過去になく盛り上がっています。特に日本のオンラインで鍛えられた若い世代の活躍には全世界の注目が集まっています。篝火で頂点を取ったあcola選手とミーヤー選手の今後の活躍もさながら、次なる「神童」もいつ現れてもおかしくありません。
また、現地時間8月11日から開催予定の「Sumer Smash Con 2022」には日本のあcola選手とProtoBanham選手が招待されています。つい最近Mkleo選手を破り優勝を果たしたProtoBanham選手と、二度目の国際大会となるあcola選手がどこまで活躍してくれるのか。こちらの大会も必見です。
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