『VALORANT』において各地域の2部リーグにあたる「チャレンジャーリーグ」の視聴者数を棒グラフにしたものがRedditを中心に話題になっています。もっとも特徴的なのは日本の圧倒的な視聴者数。2位のフランスリーグに大きく差をつけて1位となっており、国内の『VALORANT』に対する関心の高さが伺えます。
グラフのソースとなったのは主に大会のビューアーシップを集計する統計サイトEsports Charts。同サイトによると日本の平均視聴者数は約6.5万人で、2位のフランスに5万人以上の差をつけています。また、そもそも平均視聴者数が1万人を超えているのは日本とフランスのみとなっており、他地域はおおむね1000~5000人となっています。
日本では『VALORANT』のストリーマー人気が高く、同時視聴やウォッチパーティーでの潜在的な視聴者数も含めると数字以上の盛り上がりがあると言えるでしょう。他地域では視聴者層のほとんどが1部リーグに流れているなか、日本は代表チームがVCT Pacificであまり成績がふるわないこともあり、興味がどちらかというと国内リーグに向けられているという点も見逃せないポイントとなっています。
どちらにせよ、視聴者数が大きな武器であることには変わりません。国際的に見ればあまり強いとは言えない日本地域ですが、ローカルシーンが盛り上がっていることは強みです。
eスポーツタイトルの盛り上がりになにより不可欠なのはまず第一に大会、大会の参加者、そして視聴者です。次に選手、特に若い世代の選手による新陳代謝が必要不可欠ということで、こちらにも今後期待がかかります。間違いなく下地は出来上がってきているので、今後の『VALORANT』シーンの発展からは目が離せません。
(C)©Riot Games Inc.
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