スポンサーリンク
スポンサーリンク

ゲームのプロになる!?

この記事を読んでいる方の中には、子供が「プロゲーマーになる!」と言い出して、途方に暮れている方も、幾らかいらっしゃると思う。
ゲームといったら、あの1日中TVに向かっているアレ。それのプロとは何ぞや、というふうに思われている方もいるだろう。

暗い部屋でゲームするゲーマー

ゲーマーにはいまだにネガティブなイメージがある

そういう方、あるいは「分かってほしいけど、まったく知らない親にどう説明したらいいか分からない」という方のために、「そもそもどういうことなのか」を説明してみたいと思う。

スポンサーリンク

TVゲームって何してるの?

あの画面に向かってプレイする、TVゲーム(欧米ではビデオゲーム)。親御さん世代の中には、インベーダーを覚えている方もいらっしゃると思う。
実際には歴史はもう少し古く、世に出てきてから実は半世紀近い。

 

ゲームの中身を簡単にというと、派手な将棋だ。
駒の代わりにキャラクターを動かし、駒によって動きが違うようにキャラクター毎に技が違う。

加えて将棋なら駒は取られて終わりだが、ゲームの場合は駒同士で勝負することが出来る。
しかも使える技の組み合わせでは、一見弱い駒が強い駒に勝つことが出来、状況を一気にひっくり返す。

 

実はこの駆け引き、いわゆる「頭脳戦」を楽しんでいるのだが、何も知らない人が将棋を見ても意味が分からないように、TVゲームもやっていないとわからない。この辺が、ゲームが理解されない理由のひとつだろうと思う。

 

将棋が簡単でありながら奥が深いように、子供向けゲームの王道と言われる「ポケモン」でさえ、実際にはかなり奥が深い。
大人がやると、チームを組ませるポケモンの種類と技、それに戦い方次第で、データ上では倍の強さの相手に勝つことも出来るのだ。

スポンサーリンク

eSpotsはスポーツ?

 

まずここで最初に訂正しておきたいのが、英語のsports=運動ではない、ということ。
日本ではどこかでスポーツ=運動ということになってしまったが、英語のsportsは本来、日本語で言う「(運動)競技」の意味だ。

だからこそ「スポーツマンシップ」なるものもあるわけで、勝負しないのなら正々堂々も何もない。

車のレースもモータースポーツって言うしね。

 

そういう「ルールに則っての競技」をelectronic、電子装置(つまりコンピューター)上でやるという意味で、頭に〝e〟がついている。

大会って何?

将棋なら、「竜王戦で~」などとニュースで言っているのを、聞いたことがあると思う。
実はそれとあまり変わらない。
同じように1年に何度も大会があり、世界大会もあり、個人またはチームで出場して、トーナメントやリーグ戦で勝ち抜いていく。
その意味では将棋より、テニスやサッカーのほうが近い。

 

ちなみに日本ではあまり知られていないが、アメリカやアジアといった世界でのeSportsの総競技人口は、現時点で2億人とも。中でもeSports最大の種目「League of Legend」は、プレイヤーが1億人以上。

League of Legendsのトップ画面

野球の3500万人をはるかに超え、1億人といわれるテニスのプレイ人口も超えようとしている。
その頂点を決める大会が、ウインブルドン並みの熱狂を生み出すのも、わかろうというものだ。

eSportsで稼げんの?

プロゲーマー

親の視点でいちばん気になるのは、ここだろう。で、なるのかならないのかといわれると……ずばり、なる。
ただし、プロのゲーマーに確実になって賞金を稼げる、という意味ではない。

大会に参加するゲーマーたち

大会に参加するプロゲーマーたち

 

例えば子供がサッカー少年だとして、「サッカー選手になる!」と言い出したら、どうするだろうか?
よほどの事情が無い限り、学校や地域のクラブに入れてやり、まずは存分にやらせてみるだろう。
だがその中でJリーガーになれるのは、ほんの一握りだ。

 

同じように、プロゲーマーへの門戸はけして広くない。
ただプロゲーマーはその中にいろいろなゲーム(種目と言い換えてもいい)を含むので、ゴルフやテニス、サッカー、野球等々すべてを含めたプロ選手、くらいの枠になる。
だからJリーガーよりは、その門は広い。

 

加えて現在進行形で伸びている市場なだけに、プロ選手になれなかったとしても、大会運営や解説者、配信者としての就職口がどんどん増えていくだろう。

もしかしたら進学・就職に有利?

あともうひとつ忘れてならないのは、就職を考えた際の周辺環境が広いことだ。

 

実はアメリカでは、ゲームの大会でいい成績を残した高校生に対して、MITやカリフォルニア大学の情報工学系学部が、特待生制度を設けはじめている。

これはスマホやタブレットが普及したために、パソコンに詳しい中高生というのが減ってきたためだ。

 

eSportsの世界は、60分の1秒を争う。光が地球の裏側から日本へ届くのに60分の4秒だから、それこそ光速を上回る世界だ。
その速度に対処するために、eSportsのプレイヤーはハードの勉強を欠かさない。グラフィックボードもモニターもメモリも、彼らにとっては慣れ親しんだ日常の道具だ。

 

そういう「知識のある子供たち」に、大学や企業が目を付け始めている。

ハードもソフトも

また友達同士でのチャットや配信、パソコンへのアプリの投入、サイト設置などで、ソフト面もイヤでも詳しくなる。
いろいろいじっているがために、プログラマの一歩手前までは自然に行ってしまうのだ。

フリーのプログラマの月収で、50万は珍しくないと言われる。中には100万、1000万稼ぐ人もいる。
その職にいちばん近いのが、ゲーマーの子供たちだ。
自分もプログラマは何人も見てきたが、正直ゲームをしないプログラマは見たことがない(探せばいるのだろうが)。

なので子供の就職を考える際には、イザというときにこういう周辺の職へどう誘導するか、そのためのステップをどう踏ませておくか、のほうが重要だ。

子供の夢を尊重してあげようよ

「プロゲーマーになりたい」と言い出した子供を、頭ごなしに否定するのはもったいなさすぎる。
AIに職を奪われると叫ばれるこの時代だが、こういう子はコンピューターに使われるのではなく、「使役する」側になれる可能性が高いのだ。

 

eSportsの小さい大会

小規模のeSportsの大会

大人側もゲームは遊びという従来の見方から、「遊びながら自然にコンピューターを学んでいる」という視点に切り替えるときが、来ているのだと思う。

スポンサーリンク

eSportの最新情報を配信しています!
詳しくはこちら↓↓

友だち追加

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事