eSportsで採用されているゲームのジャンルについて徹底解説!

eSportsのジャンルってどんなのあるの?

世界的な盛り上がりを見せているeSports日本でも2017年から一般的に知れ渡るようにないましたね。

簡単にゲームの大会何ですが、どんなジャンルのゲームがeSportsとされているのか気になりますよね。今回はに採用されているゲームのジャンルについてピックアップしていきましょう。

FPS

FPSとは、ファーストパーソンシューターの略であり、操作キャラクターの一人称視点でのシューティングゲームを意味します。

代表的なものを2タイトル紹介します。

韓国で開発された「ALLIANCE of VALIANT ARMS」は、リアリティのあるグラフィックが特徴です。

また、弾道計算の必要がないことや、クイックマッチモードというすぐに戦闘が行えるモードもあり、ビギナー用のサーバーが別に用意されています。

そのため、比較的初心者でも始めやすいのが特徴ではないでしょうか。

もう一つの紹介タイトル「Over Watch」は「ALLIANCE of VALIANT ARMS」がヨーロッパを舞台にしたリアルな戦場を描いているのに対し、SF的でフィクション要素が強いです。

高度に自立したAIの開発された世界で、そのAIによる紛争を止めるために世界各国から立ち上がったヒーローをプレイヤーが操作するというのが主な流れとなっています。

ヒーローのなかには、サイボーグの身体を持つ忍者や二足歩行型ロボットに乗って戦う者など、SFならではのキャラクターが揃っています。

レベル上げ要素や課金要素が薄く、自分の腕を磨くことに集中できるのもこのゲームの魅力の1つでしょう。

格闘ゲーム

日本は伝統的に格闘ゲーム先進国と言われ、このジャンルのプロプレーヤーにはウメハラさんやときどさんのような有名な人物も多いですね。

このジャンルでも2タイトルを紹介します。

「ストリートファイター」は、2018年で30年目になる長寿シリーズで、横スクロール型の2D格闘ゲームです。

飛び道具や放電したり、火を放ったりと超能力めいた必殺技を使うキャラクターも多くいます。

ジャンプを絡めた攻撃があることも、このシリーズの特徴と言えます。

必殺技による逆転も狙えるスリリングな味わいのゲームです。

一方で「鉄拳」は、こちらも20年以上続く長寿シリーズですが、3D格闘ゲームです。

「ストリートファイター」とは異なり、パンチやキックに左右の違いがあり、コントローラーの各ボタンに対応しています。また、後ろに移動して距離を取ったり、横に移動して直線的な攻撃を避けるといった、3Dならではの動きのバリエーションもあります。

飛び道具や必殺技の類も基本的にはありません。「ストリートファイター」が必殺技重視なのに対して、「鉄拳」は通常攻撃におけるコンボをいかに決めるかが重視されているのも特徴です。よりリアルな格闘技に近いのは、「鉄拳」のほうと言えるかもしれませんね。

スポーツゲーム

スポーツゲームは、その名の通りスポーツを模したゲームですね。

FPSや格闘ゲームでは、リアルを追及する流れがあるほかに、空想的な方向を目指すのも1つの流れであるように感じますが、スポーツゲームの場合、有名タイトルは軒並みリアリティを追及する傾向にありますね。

そのスポーツのファンの方がプレイする場合が多い、というのも一因でしょうか。

このジャンルでも2タイトルを紹介します。

バスケットボールゲームである「NBA2Kシリーズ」はNBA公認のタイトルであり、NBAによって大会が運営されています。本作は最大10人までプレイすることができ、5対5のゲームで1人が1キャラクターをプレイするという、本当にバスケをやっているかのようなプレイも可能です。

「FIFA」は国際サッカー連盟『FIFA』公認のサッカーゲームです。

国内では、同じくサッカーゲームである「ウイニングイレブンシリーズ」としのぎを削ります。こちらも国際大会が行われるなど、eSportsとして白熱していると言えます。公認ゆえに、チームや選手を実名で使えるところには「FIFA」に分がありますね。

また、フェイントのバリエーションの多さや選手AIの高度さに関しては「FIFA」が優れています。

レーシングゲーム

レーシングゲームもまた、ラップタイムという絶対的な指標がありますから、加熱しやすいジャンルの1つですね。

「Formula Oneシリーズ」は20年以上前から続くシリーズで、世界各地で開催されるフォーミュラ1(通称F1)をモデルにしています。

選手の動きやピットインなど、実在のF1を再現するために細部まで作りこまれているのが特徴であり、没入感の高いゲームであると言えます。

アメリカで開発された「rFactorシリーズ」は、公式のMODがインターネット上からダウンロードでき、新たなコースやマシンを次々使用できることが特徴です。そのMODは、F1で使用されたコースは全て再現されているのではないかと思うほど豊富で、加えて実際にはない架空のコースも数多く存在しています。

これらレーシングゲームは、プロからの評価も高く、有名レーサーであるフェルナンド・アロンソが自らが代表を務めるEスポーツチームを立ち上げたり、「rFactorシリーズ」のrFactor proというタイトルはF1チームがシュミレーションに用いることもあったほど、リアリティがあると言われています。

また、実際のレースが圧倒的な選手やマシンによって消化試合的に終ってしまうことも多いなか、ゲームであるがゆえに、レーシングゲームの大会では手に汗握る逆転劇が見られるという声もあるようです。

パズル

パズルゲームとは、その名の通りパズルとしてのコンピューターゲームです。

ここでは、「ぷよぷよ」と「TETRiS」の2つのシリーズを紹介しますが、両者はいずれも落ちものパズルと呼ばれるジャンルのパズルゲームです。

落ちものパズルというのは、落ちてくるピースを回転させたり、落ちてくる位置を左右にずらしたりして、うまく嵌めるとピースが消えるというものです。

うまくピースを消せずにピースの山が一定のラインを超えてしまうと、ゲームオーバーになります。

落ちてくるピースのランダム性や制限時間などがあり、コンピューターゲームならではのパズルと言えるのではないでしょうか。

頭の回転の速さが重要になるジャンルですね。

どちらのゲームも特定の消し方をすると、相手のフィールドに妨害用のピースを降らせることができ、対戦要素もあります。

ぷよぷよは色を揃えるとピースが消え、テトリスは横一列を埋めるとピースが消えるという違いはありますが、近年は「ぷよぷよテトリス」というコラボレーションタイトルも発売されていて、そのなかでは「ぷよぷよ」と「テトリス」で別々のゲームをしながら戦うなど、異種格闘技戦のようなモードも存在します。

「ぷよぷよ」と「ぷよぷよテトリス」がeスポーツ認定を受けていますが、「テトリス」単体ではまだeスポーツ認定は受けていないようですね。

RTS

RTSとは、リアルタイムストラテジーの略称ですね。

プレイヤーが集団戦闘の指揮官となって采配を行うゲームを戦略ゲームと呼びますが、RTSはターン制戦略ゲームのように交互に命令をしていくゲームとは違い、リアルタイムに進行する時間のなかで戦略を立て命令していくゲームです。

ターン制戦略ゲームはどうしても長考に伴って相手を待たせたり、相手を待ったりするのが付き物ですが、RTSの場合そうした時間とは無縁であり、常に状況を読み戦略を立て続けなければならないスリリングなジャンルと言えます。このジャンルでも2タイトルを紹介します。

Age of Empiresシリーズは20周年を超える長寿シリーズであり、石器時代やアメリカ植民地時代など史実を元にした戦略ゲームです。

戦略ゲームの王道ですね。

拠点となる街を自分で発展させていくのですが、たとえば兵士を強くするためには、食料を多く生産できるような体制にする必要があります。

このあたりのリアリティもこのシリーズの魅力です。「Starcraft II」は、打って変わってSFめいた主題です。

地球人の末裔であるテラン文明と、宇宙人であるザーグ文明とプロトス文明。

これら3つの文明によるお互いの存亡をかけた戦いがこの作品では描かれます。プレイヤーは、これら3つの種族のうちの1つの指揮官となることによって、ゲームは進められていきます。

MOBA

MOBAとは、マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナの略であり、1つ前に紹介したRTSに近いゲームです。

RTSが1つの軍を操作するのに対して、MOBAでは1人のプレイヤーは1人のキャラクターを操作し、複数人でチームを組んで勝利を目指します。このジャンルでも、DOTA2とLeague of Legends(通称LOL)という2タイトルを紹介します。

どちらのゲームも、100種類以上のキャラクターから自分の操作キャラクターを選んで、5対5での対戦を行います。

当初のレベルは1から始まり、雑魚敵や敵操作キャラクターを倒すことによってレベルアップしていき、最終的に相手本拠地を破壊した方の勝ちとなります。

このようにRTSの要素だけではなく、RPG的なレベル上げの要素もあることがわかります。

DOTA2の大会の賞金総額は22億円以上、LOLの大会の賞金総額は5億円以上とどちらも破格の規模で、このジャンルのeスポーツとしての白熱ぶりを伺わせます。

さて、DOTA2とLOLはよく似たゲームですが、もちろん違いはあります。

プレイヤーの数はLOLのほうが多いようで、DOTA2のほうはややマッチングに時間がかかります。

試合時間もDOTA2のほうが長めになる傾向がありますね。

グラフィックに関しては、LOLのほうがやや古臭いような印象がありますね。

LOLのほうが日本語サーバーがあり、チャットの使用頻度も高いので、暴言を吐かれることが多いという声もあります。

まとめ

eSportsにはジャンルとしての6つのゲームジャンルを紹介しました。もし得意なゲームがあれば小さな大会に出場してみてはいかがでしょうか?

ゲームを仕事に。チャンスをみんなに。eスポーツ選手紹介サービス「ゲーマーズ・ナビ」
URL: https://www.gamers.work/

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