
サウジアラビアにて開催された世界最大級のeスポーツ大会「Esports World Cup」(以下、EWC)では、eスポーツチーム単位で複数タイトルにまたがって競う「Club Championship」というシステムがあります。日本からは、「DetonatoN FocusMe」が14位タイで入賞しました。
#EsportsWorldCup
— DetonatioN FocusMe (@team_detonation) August 25, 2025
DetonatioN FocusMe
・Club Championship Ranking 14th (1200pt)
GO1選手の餓狼伝説部門優勝、そしてスト6部門でのTOP8入りという活躍により、DFMは日本チームとして唯一「14位タイ」に入賞いたしました!!
引き続き、応援の程何卒よろしくお願いいたします🙌… pic.twitter.com/vfQUb7GTcb
Club Championshipでは複数タイトルで活躍・入賞する必要があり、現状でも世界的に見てかなり大型のeスポーツ組織でなければ、この舞台では活躍できません。今回もDFMが日本からの唯一の入賞となり、各タイトルの賞金に加えて、賞金30万ドル(約4,400万円)がチームに対して授与されました。
ポイントの内訳としてはDFM所属のGO1選手と板橋ザンギエフ選手が出場しており、GO1選手が
・「餓狼伝説 City of the Wolves」で優勝
・「ストリートファイター6」で5位タイ
という戦績を収めたことによって1200ポイントを獲得、入賞となりました。

ほぼGO1選手のみによる功績ではありますが、日本から入賞した意義は大きく、今後DFMに限らずZETA DIVISIONやREJECTなどといった日本の有名eスポーツチームも複数タイトルにまたがって活躍していく可能性は高いでしょう。特にZETA DIVISIONは『VALORANT』だけではなく『鉄拳』『ストリートファイター6』『TFT』などでも強豪プレイヤーを抱えており、世界大会優勝者のtitle選手抱える『TFT』部門は今後もかなり注目です。

急速にその規模を拡張しているEsports World Cupは今や世界でもっとも注目度が高いeスポーツ大会のひとつと言えるでしょう。そのEWCでチームごとの戦績がクローズアップされるとのことで、組織レベルでも複数タイトルにまたがる活躍に力を入れるチームは今後も増えていくかもしれません。ゲームという枠内でタイトルをまたいで興味や活動が交差する傾向はeスポーツがリアルスポーツと若干違う部分でもあり、あえて例えるならば(複数競技の複合からなる)陸上に似たものかもしれません。今後のeスポーツは特定タイトル・特定選手だけではなく、チーム・組織単位での活躍にも注目です。
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